こんにちは、世界一周中のLトラベラーRIEです。
前回よりスタートしたバナウェ&サガダのプチ旅行記。
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本日はコルディリェーラ棚田群の一つ、バダッド村にてライステラスを堪能した際の話です!宜しければご覧下さーい^ ^
憧れのバナウェ・バダッド村で天国の階段を上った
バダッド村・コルディリェーラ棚田群の場所と地図
場所はここ。バナウェ市街地から車で20~30分弱?
ピンを刺した位置は車を停めた場所で、ライステラスはもっと先にあります。
バナウェ市街地からバダッド村への料金
真夜中の恐怖体験の末、ジプニーの上に乗る事に成功した私たち。
終点で待ち構えていたドライバーたちが声を掛けてきました。
値段を尋ねると
「コルディリェーラ棚田群の一つであるバダッド村までバン貸切、一人500ペソ(1,150円)でいいよ!」と。
夜中に宿兼レストランのスタッフから一人1000ペソって言われたけど、半額の500ペソ!
即決して、バダッド村まで連れて行ってもらう事に!
道中は3人共爆睡(笑)
私は眠れなかったけど、バギオからバナウェまでの窮屈なバンと比べて、広いバンを4人でのびのび使えたので超快適でした。
コルディリェーラ棚田群の一つ、バダッド村へ到着
こんな山の中を走り
やっと到着したバダッド村。
バナウェ市街地より奥地にあるバダッド村は、コルディリェーラ棚田群の一つであり最も規模が大きいので、人気の棚田スポットです。
ルソン島の北部に位置している為アクセスが不便で、バギオ滞在中に行かなかったら2度と行く事はないだろうなって場所。
だからこそバギオ留学中に行っておきたかった、一人でも行ってたであろう、フィリピンで一番行きたかった場所。
車が入れるのはバダッド村の手前(ピンの所)までで、天国への階段を拝むべく、ここから先は歩いて進みます。
絶景ライステラス「天国の階段」を散策
ではでは、フィリピンの世界遺産であるコルディリェーラ棚田群へ向けて出発!
道中はキツイ道のりだって知ってたけど
こんな道無き道を進むの?危なくない?道ないよ?
って思ったら、工事中の違う道だったらしく、慌てて引き返しました(汗)
気を取り直して、今度こそ棚田へGO!!!
道中は、整備されてる道、
整備されていない道、石段など、絶景への道のりは決して簡単なものではありません。
モタつく私。若者たちとの距離は広がる一方。。。
途中で見えた棚田と家屋の集まり。
を、拡大したバージョン!棚田のど真ん中に家があるって凄くない?不思議。
こちらは棚田だけを拡大したもの。総延長2万キロ。これが「天国の階段」と呼ばれる所以か。
民族衣装を纏ったイフガオ族らしき方も見かけたけど、昔は写真のような伝統的な家屋に住んでいたんだろうな。
360度、どこを見てもグリーンの世界です。
中国で行った棚田も綺麗だなって思ったけど、シーズンによってここまで緑の深さが違うのか!と比較して気付いた。
尚、中国で棚田を訪れた際の記事はこちらからどーぞ!
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棚田の中を歩く私たち。
人ひとり通るのがやっとで、現地の人とすれ違った時に避けようとして棚田に落ちかけたwそして広がる若者たちとの距離。。。
ようやく遠くにあった家屋の集合体が近付いてきて
やっと到着!ここ教会があるんです。こんな村の中にも教会があって
杖を突いて遠~くの家からやって来るお年寄りを何人も見た。信仰心の深さを感じる。
教会よりもっと先に滝や別のビューポイントがあるんだけど、お腹いっぱいになったので引き返す事に。
休憩を交えながら片道1時間以上の道のり。
棚田の中で暮らす人々の生活を垣間見ながら望む壮大な景色に「来て良かったな~」と心が満たされたし
ほとんど人の手で、2000年の歴史をかけて作り上げられたこの地に足を踏み入れられたことが感動的で。
それに加えて、世界文化遺産に登録されてから数年後に、世界危機遺産に登録、
つい5年前に危機遺産リストから削除されたんだけど
後継者不足が引き起こした様々な問題を乗り越え
伝統を守って生き続けるバダッド村の人々と、このライステラスに
「綺麗な景色」を見た時とはまた違う「力強さ」を感じた。
100年後、200年後に訪れた誰かもきっと同じ事を想うだろう。
さて、次なる目的地はサガダ!サガダでも大冒険が待ち受けていた~!!